責任を回避する最も良い方法は?
The best way to avoid responsibility is to say, “I’ve got responsibilities.”
責任を回避する最も良い方法は「私は責任を果たしている」ということです。
というもっともらしい名言があります。
有名な名作カモメのジョナサンの中で出てきた一節です。
とても簡単で分かりやすい文法構造なので解説してみると、
The best way to avoid responsibilityが主語のまとまりですね。
続いてisで続く言葉を=で結んでいます。
大きくとらえると構文はSVCの簡単で単純な文章ですので中学生でもわかりそうです。
そんな文章ですので簡単にではありますが、解説してみました。
で、この文章についてよく考えてみるとこんな情景が浮かんできますね。
「この失敗についてどう責任を取ってくれるんだ?」
「私はすでにこの責任は果たしています」
ですがちょっと突っ込まれたときに本当は何も責任を果たしていなかった場合
「具体的に何をしてくれたんだ?」とでも聞かれたら
返答に窮してしまいそうな感じがします。
まぁ、その場のピンチを乗り切るのにはとても良い名言ということですね。